チャレンジした失敗は責めない、って本当か?

「チャレンジしろ!チャレンジした失敗は責めない!」

なんて言われてやってみたら、失敗して大目玉、なんて事経験ないだろうか? 「責めないって言ったじゃん」と言いたくなるものの、自分にも若干の後ろめたさがあるので、普通の人は言い返せずに叱られっぱなし。

そもそも、失敗とはなんだろうか。

例えば、手元に50万円あって、それを元手にビジネスをしたとしよう。A君は売上目標を100万として、B君はビジネスが難しいと思ったので、目標を60万とした。A君もB君も70万を売上た場合、通常、A君は失敗とみなされ、B君は成功とみなされる。じゃあ、仮にC君が元の50万を切って30万の売上しか残せなかったらどうだろう。この場合、いわゆる赤字となるのだが、C君がやったことはいつも失敗とみなされるのだろうか?

多くのベンチャー企業の場合、スタートアップ時は赤字になるケースが多い。Youtubeなどは、赤字のままGoogleにバイアウトされた。数年間赤字のベンチャー企業に、更にお金が集まる事も珍しくない。

僕が言いたいのは、会社のシーンやビジネスによって「失敗」や「成功」の定義はいろいろある、ということだ。そんなこと、みんな分かってる、というかも知れないが、実はそこを定義するのは簡単ではない。

多くのケースでは「成功」は定義される。KPIやKGIと言われる定量化された物を使う事も多いし、3年以内にバイアウト、などのベンチャー企業特有の「成功」の定義もある。じゃあ、失敗についてはどうだろ。

失敗と言うと、ネガティブなキーワードを連想する人が多いと思う。「赤字」「退職者」「株価下落」「モチベーションダウン」「障害」「遅延」「補填」「イメージダウン」など。しかし、これらのどれもを通過せずに成功するビジネスは少ない。

経営者の中に、上記のネガティブな状態を避ける方法を戦略と呼んでる人もいるが、僕は、どのネガティブキーワードを許容できるかが「戦略」であり、その他のキワードについても、どれくら許容できるかが「覚悟」だと思ってる。つまり、

3年間は「赤字」「退職者」「イメージダウン」は許容する。「障害」も一ヶ月で100個は許容する。しかし「遅延」は許容できない。

このような方針は戦略と呼べるのではないだろうか。これを踏まえて、「社員をとらない」「資本金を増やす」「プロモーションにお金をかけない」や「障害がでるから補填用に資金を用意」という具体的な戦術が浮かんでくる。これらは、一般的な常識とは違うかもしれないが、だからこそ「戦略」や「戦術」と呼ばれるのだと思う。

別に変わり者になる必要は無いが、学生でも起業する時代になってくると、勝つための戦略は必然的にユニークなモノになる気がする。

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